居場所

木曜日、しくじった。

派手にしくじった。

 

金曜日、辞めたいって伝えた。

センター長と所長と、3人でお話。

 

お前のせいだとは思っていない。

今後のこのセンターにお前の名前は入ってる。

代わりはいるって思う奴らと働くより、ここで働くべきじゃないのか、と。

 

本当に辞めるつもりだった。

夜な夜なバイト先を探してた。

今回の失態は、わたしが辞めることで解決するとは思わない。

でも、それだけが理由ではなかった。

孤独だと感じること、なんとなく重たいこと、周りを羨むこと、なにもかも嫌だった。

会社と、会社の人たちが大好きであることを除いて。

 

結局、残ることを選んだ。

組織が、わたしを使い続けるという選択をした本当の理由が分からなかった。

馬鹿だから、うまく乗せられてしまった。

 

まだ、逃げる術を考えてる。

有給は消化したいな。

ああ、海外にでも逃げようか。

 

いっそ、死ねば悩まずに済むのに。

誰かに煩わしい思いをさせることもない。

 

時間が経つのが怖い。

ポチ

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 クリスタル/speena

 

今日は、早出。

彼は、わたしを拾って会社へ向かった。

初めて見たサングラス姿は、なんだか少しおかしかった。

2回目の試験も落ちたこと、仕事のこと、いつものように、話した。

思いの外、早く会社に着きそうだったから、コンビニ。

お昼ご飯を選ぶわたしの横には彼がいて、レジに向かったら

 

おごってやる。

 

彼はそう言った。

いいよー自分で買えるよーって笑って返したけれど、彼は同じ言葉を繰り返した。

 

明日も早出になって、でも自分で行けば良いのか、迎えに来るつもりなのか分からなかった。

なにも連絡がなければ、いつも通り自分で出社するつもりだった。

でも、思いの外早くメールが来た。

 

明日も同じ時間でよろしく。

 

それだけ。

迎えいる?とか、そんなやり取りもなく、なにも書かずに、ただそれだけ。

なんとなく気が引けて、でも断ろうとするときっと面倒臭がるだろうと思って、いろいろ大丈夫ですかってメールを返してみるけれど、返信はただ一言

 

無問題

 

だけだった。

あの人らしいというか。

こういう人だもんな、って思い出して、少し嬉しいような、変な気持ちになった。

 

時々、考える。

彼にとって、わたしはなんなんだろう。

お互いの出社時間とか、退社時間が被れば送ってくれて、コンビニに寄ればおごってくれて。

当たり前のように、迎えに来てくれたりして。

お互いの好きな音楽のやり取りをして。

でも、食事に行ったことなんてない。

 

ただの上司なら、毎回おごってくれなくて良いのに。

当たり前のように、迎えに来てくれたりしなくていいのに。

 

価値


Welcome To The Black Parade - My Chemical Romance Lyrics - YouTube

 

どんなことが出来るようになったら、時給を上げてもらえるかなって考えてるんです。

とある社員に、そう打ち明けた。

今の時給と、出来ることとか、してきたこととか。


その時給はないな。

ガンっとは上げてやれないと思うけど、わたしに任せろ。

わたしを信じなさい。

いつもの調子で、その社員は言った。

 

今日、帰り際に事務所で別の社員から声をかけられた。

もし良かったらちょっと話したいなーと思ってるから、明日にでも…

そう言われて、

ここじゃ話せない話なら、今すぐ済ませたいんですけど、なんて、いつもの感じで伝えて、話すことになった。

 

時給の話だった。

時給を上げるために上と交渉したいと思ってるから、色々話を聞きたいのだと。

こんなに早く対応してくれてると思わなかった。

ただただ驚いて、心から ありがとうございます って、そう思った。


わたしの価値。

なにが出来て、なにが出来なくて、なにをしたいのか。

 

正直、今まで給料が上がるなんて経験したことがない。

転職して給料上がったことしかない。

だから、ただただ怖い。

図々しいと思われてないかな、とか。

自惚れ野郎って思われてないかな、とか。

 

いい方向に変わっていけますように。

再会、そして再開


ぼくのりりっくのぼうよみ - 「Newspeak」ミュージックビデオ - YouTube

 

わたしがお邪魔してるチームの担当になった彼。

うんざりして、げんなりしてる彼。

彼女ではなく、わたしに聞きにくる彼。

また一緒に仕事ができる。

わたし、それだけで良い。

ああ、そんなの、嘘だ。

でも、半分くらいは本当。

誰より、あんたにとって最高の犬になるんだ。

***

週6勤務の安心感。

それに反抗するように、もっともっと寝ていたいよって、このろくでもない脳みそが愚図る。

これ以上、貧民にはなりたくない。

***

いつだって優しくて、こんなわたしの面倒を見てくれてる会社の人たち。

ありがとうって、いつかちゃんと恩返しできたら良いな。

***

同じときに、同じ音楽を求めていたい。

 

準備


James Blunt - You're Beautiful Lyrics - YouTube

 

今働いてる会社が好きだ。

優しくて楽しい人ばかりで、いろんな作業があって、程よくゆるい雰囲気で、大変な仕事でも、なんだかんだ前向きで。

でも、生きてゆくのに苦労するのは困ってしまうから。

末永くお世話になっていたいけれど、そろそろ他のお仕事探さなくちゃって、そう思う。

けれど、どうしたら良いのか分からない。

親のことを考えたら、わたしはこの家で暮らし続けるべきだし、そうしたいと思う。

一方で、この街でわたしに出来てそこそこの給料をもらえる仕事があるとは考え難い。

生きるって、本当に難しいな。

***

この間、久しぶりにあの人のチームにお邪魔した。

少しお手伝いさせてもらって、自分の仕事に戻るときに

" 今日はもう来ないの?絶対来ない? "

そう予想以上の勢いで聞いてくるものだから、少し笑ってしまった。

もう少し手伝って欲しかったのだと。

そんな理由でも、他意はないと分かっていても、本当に嬉しかった。

 ***

シュガー、

わたし、あんたと仕事が出来なくなるのが嫌で、今まで転職活動出来なかったんだ。

笑っちゃうよね。

jónsi


Jónsi - Go Do [Lyrics] - YouTube

Jonsiのóを出すのに難儀。

そもそも、このóで合ってるのか、今いちよくわからない。

 

久しぶりにシュガーと音楽の話をした。

というか、先日くれた音楽データのこと。

JonsiとPlaceboがとても良くて。

ずっとそのことを話したかったんだけど、すれ違うことさえもなく、ずっと伝えられなかった。

やっと今日すれ違えて、jonsiすごく良かったって、やっと言えた。それだけ。

 

本当になるのか、わたしにはさっぱりわからないけれど…

今月いっぱいで、今のチームから解放されるとかなんとかいう話を耳にした。

わたし、彼のもとへ帰れるのかな。

 

シュガーほど、わたしを上手く使える人はいない。

彼のもとへ帰りたい。

My girly


Owl City - Vanilla Twilight - YouTube

 

最近、週末はBryanとビデオチャット

わたしはいつだってなにも言わない。

わたしが聞き取れないことを分かったから、彼はチャットを打ち込んで、時々喋る。

そして、わたしたちは笑う。ふたりで。

 ***

今日、仕事が終わって電車に乗ってたら、彼からビデオチャット

電車だから出れないって言っても、ずっと。

渋々Onにして画面を見たら、なにやら賑やかで。

実家に戻っていたみたい。

お友達と一緒に飲んでたみたいで、お友達をちらりと見せてくれた。

そして、彼はお友達に言う。

「My girly.」

どうしてgirlではないんだろうって、いつも不思議に思う。

Sweetie, Cutie, Baby,,, yとかieとか、語尾がそうなるのが好きなんだろうか。

お友達が、恐らくわたしの名前を尋ねたんだろう。

初めて、彼がわたしの名前を発するのを聞いた。

いつもCutieって呼ぶ彼が、わたしの名前を口にした。

なんだかすごく驚いた。

なんとなく、少しくすぐったかった。

ここは日本で、彼はカナダ。

どれだけ甘い言葉を並べても、わたしたちは違う。

それが、すごく残念だよ。

 ***

最近は、Sugarとちっとも話せてない。

帰る時間も被らない。

とりとめのないこと、仕事のこと、プライベートなこと、くずみたいなことを話した日々がひどく恋しい。

 ***

何度も泣いて、喚いて、出来ませんって投げ出そうとしたけれど、わたし、まだあのくそみたいなチームにいる。

それはさ、帰る場所があるって、今でも信じてるからだよ、Sugar.