泣く
朝起きた時、今日は行けると思った。
1日頑張れると。
そんなに元気はないけれど、今日を越えることができると思った。
でも、駄目だった。
午前だけで帰ってしまった。
親父に迎えに来てもらった。
親父は、朝ちゃんと行ったから偉いと言う。
なにも偉くない。
1日を越えられないわたしなんて、なんにも偉くない。
帰宅してから、着替えてベッドに潜り込んだ。
ベッドの中でパンを食べた。
ヤマトさんがお茶を届けてくれた。
20㎏もあるものを届けてくれるのだから、感謝しかない。
お夕飯は、生姜餃子。
昨日残ったシュークリームをデザートに食べた。
明日はごみの日なので、ごみ袋2袋持って行ってもらった。
親父が帰った後、少し泣いた。
泣きたかった。
苦しかった。
重たかった。
すっきりする程は泣けなかった。
涙さえも出ないのか。
空っぽだ。
なにもない。
やる気も、死ぬ気も、生きる気もない。
死なないから生きてるだけ。
みんなそうなんだろうな。
死なないから生きてるだけ。
人生なんて暇つぶしっていうけれど、暇もつぶせない。
ただ、苦痛。
苦しい。
死にたい。
空っぽじゃないじゃないか。
まだ残ってたんだ。
自殺願望は、根深い。
今日も、彼からLINEがきた。
1通目は、おはよう。
既読スルーしてたら、調子どうだい?
もう送ってこないでほしい。
そう言えたら、楽なんだけどな。
ここだけだ、わたしが本音を言えるのは。
誰にも言えない、本当のこと。
ここ一日二日、キャスにお茶だけ投げに来る人が増えた。
不愉快だから、アイテム無効にした。
明日は通院日。
レグカのことも言おう。
死にたいことも言おう。
また明日。